プロ野球・巨人の大勢投手は2日、契約更改に臨み、4100万円増の推定5700万円でサインしました。

ルーキーイヤーの今季は開幕から守護神を務め、新人最多タイとなる37セーブを記録。57試合に登板し、1勝3敗、防御率2.05をマークし、セリーグの最優秀新人王にも輝きました。

今季を振り返り「クローザーとして投げるという経験はだれしもができることではない。（代表の）強化試合に選ばれたりしていろいろな経験ができた1年なので感謝しないといけない」とコメント。

さらに、球団として11年ぶりの受賞となった新人賞については「自分の中では新人特別賞の阪神の湯浅に数字では負けてるなと思うので、新人賞をとることができたが、悔しい気持ちもある」と語った一方で「阪神のクローザーは来年湯浅がすると聞いた。ほかにもすごいクローザーの人もいるが、2人で盛りあげたい」と今季大ブレイクを果たした同学年との活躍を誓いました。

また、日本時間2日に行われたサッカーワールドカップ日本代表のスペイン戦をリアルタイムで見ていたという大勢投手。「堂安さんは同じ兵庫県出身なので、勝手に親近感が湧いている。ゴールを決めていて自分も頑張ろうと思った」と同郷の堂安律選手に刺激を受けた様子でした。

来季に向けては「今年37セーブだったので37セーブ以上したいが、まずは目の前のことをしっかり1個ずつ積み上げていくという気持ちを変えずにやりたい」と意気込みました。