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【巨人】戸郷翔征「菅野さんの記録を超えたい」 阿部監督の期待に応えた初の大役に「すごい楽しかった」

2024年4月2日 6:00
【巨人】戸郷翔征「菅野さんの記録を超えたい」 阿部監督の期待に応えた初の大役に「すごい楽しかった」
勝利のハイタッチをする戸郷翔征投手(画像:日テレジータス)
先月29日に開幕したプロ野球。初の開幕投手を務めた巨人戸郷翔征投手が、登板翌日に開幕戦を振り返りました。

プロ6年目で初の大役を任された戸郷。6回無失点の好投で、今季初勝利した翌日の体の状態について「張っていますけど、最高ですね。言葉では表せないぐらいの緊張もしましたし、独特のマウンドだったので、勝って一安心している。シーズン終わりぐらいの疲労度」と充実感のある顔で話しました。

開幕戦のマウンドについて「すごい緊張していましたし、なかなか味わえない雰囲気だったので、すごい独特でした。投球練習で5球投げたときは、『あっこんな感じなんだ』と思いながら投げていましたが、近本光司さんの名前がコールされて、応援合戦みたいになった瞬間がすごくて、あの瞬間に始まるんだなと思いました」とコメントした戸郷投手。

オープン戦では4試合に登板して防御率5.68と、結果は残せませんでしたが、「どれだけ打たれても、同じボールをどういうふうに投げたら、どうなるのかを僕の中で思い描きながら毎回やっている。ただ結果が出ないと、僕自身は不安ではないですけど、周りの方が不安になる。開幕戦に合わせられたのでよかった」と話しました。

また「『任せたよ』とずっと言われていましたし、僕もその気でしたし。どれだけ打たれても開幕投手はかえないという記事も見て、気合も入りました」と、阿部慎之助監督からの言葉に奮起したことを明かしました。

試合は0-0で迎えた3回に、1アウト1、2塁のピンチを背負った戸郷投手でしたが、この場面を救ったのはプロ18年目、35歳のベテラン・梶谷隆幸選手。右中間への打球をダイビングキャッチすると、飛び出した1塁ランナーが戻れずダブルプレーとなり、この回を無失点に抑えました。

また梶谷選手は5回に2ランホームランを打っており、戸郷投手は「毎回バックに助けられて、感謝したい。抜けていたら2失点だったので、2失点すると思いながらキャッチャーの方に向かっていた。そしたら打球に一直線に行ってダイビングキャッチした時は、シビれました。しかもホームランも打ってくれたので。ありがとうございます」と感謝を口にしました。

そんな戸郷投手が狙うのは大先輩の記録超え。「菅野智之さんの記録を超えたい。近くで見ていた人なので、独特な試合を味わえたので、すごい楽しかった」と、5年連続を含む8回の開幕投手を務めた菅野投手の記録超えを目指します。

(1日放送のCS日テレジータス『超ジャイアンツ』を再構成)

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