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“勝負にはアヤ、分岐がある”巨人・原監督 浅野翔吾の盗塁死に「あえて苦言を呈するとするならば」

2023年8月25日 16:02
“勝負にはアヤ、分岐がある”巨人・原監督 浅野翔吾の盗塁死に「あえて苦言を呈するとするならば」
盗塁死した浅野翔吾選手(画像:日テレジータス)
プロ野球セ・リーグ 巨人5-3ヤクルト(24日、東京ドーム)

試合後、巨人の原辰徳監督は7回に代打で安打を放った浅野翔吾選手について「あえて若武者に苦言を呈するとするならば」と出塁後の盗塁失敗に言及しました。

5-0とリードする7回、打席には梶谷隆幸選手。3球目、スタートをきった浅野選手でしたが、スライディングの体勢を取ると同時にボールはショートの長岡秀樹選手のグラブの中に。タッチアウトとなりました。

「きょうは1つ反省するというとね、勝負はアヤというのがあったり、あるいは分岐というものがあってね」とした原監督。「簡単にアウトになるようなスタートを切るというのはこれは絶対にダメなんですね。アウト、セーフというのは、セーフになれというのは難しい。ただし、間一髪でセカンド上で、雌雄を決するというね、そういうものがないと・・・」と続けました。

「『えー、スタート切ったの?』みたいなね、『えー、エンドラン?』みたいな、そういうのではね」

勝負の分かれ目、とも言えるプレー、相手に流れを渡してしまうようなプレーはいけない、と指摘。

「あそこでスタートを切れなかったときは止まるというのが、これも大きな、いいランナーの条件はありますね。そこはああいうものが、後半、こういうもつれる。彼がどうだというのではなくてもね、勝負はそういうものかなあ、と」

今後はスタートを止める、という判断力を持つことも指導していきたいと、原監督は締めくくりました。

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