侍ジャパンは5日、オランダとの強化試合を前に会見を行い、巨人・吉川尚輝選手が最年長としての役割について答えました。

昨秋のプレミア12に選出されるもけがで出場がかなわなかった吉川選手は、ユニホームを着てみての感想を「このユニホームを着ることは目標でもありますし、強化試合ですけど選んでもらえてすごく嬉しい。コンディションがよく調整できているので明日はしっかりアピールできるように頑張りたい」と意気込みました。

また、2019年と今回と選ばれた時の気持ちの違いについても言及。「19年の時はまだ3年目とかで何もわからない中、選んでもらって緊張感ある中でやらせてもらった。今年は最年長(30歳)、周りを見ながらプレーもできるようになってきたと思うので、6年前に比べては少し気持ちの面では余裕がでてきた」と明かしました。

自身の役割については「まずは僕の持ち味というか、守備からだと思っている。守備から打撃につながるリズムを意識しながらバッティングにつないでいければなと思っています」と戦いを見据えます。

また、オランダ代表として記者会見に出席したディディ・グレゴリアス選手は、「今回オランダ代表としてくることができて嬉しく素晴らしいことだと思う。素晴らしいコーチもいる。日本に来て野球ができるのは素晴らしいこと」とコメント。

ヤンキースなどでプレーしメジャー通算134本塁打を記録した35歳は、「日本は多くのメジャーの選手もいて、素晴らしい選手がいっぱいいる。対戦できるのは楽しみ」と日本代表との試合を心待ちにしています。