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対戦相手抗議中にボール跡を消したハンガリー選手に批判殺到 SNSは現在非公開【女子テニス】

2023年7月21日 12:06
対戦相手抗議中にボール跡を消したハンガリー選手に批判殺到 SNSは現在非公開【女子テニス】
アマリッサ・トート選手(写真:新華社/アフロ)
女子テニスのハンガリーグランプリで起こった、ハンガリーのアマリッサ・トート選手のある行為について波紋が広がっています。

日本時間19日に行われた女子シングルスの1回戦。対戦相手、中国の張帥選手のショットがライン際に落ち、主審はアウトと判定。砂のコートのためボールの跡が残っていましたが、それを確認しても判定は覆りませんでした。

判定を巡って言い争いが続く中で、トート選手はボールの跡に近づくと、足で消してしまいました。この行為に対し、張選手は「待って、待って」と大声で猛抗議。

その後ベンチに戻ると涙を流し、そのままこの試合を棄権しました。試合の勝利が決まるとハンガリー選手は両手を上げ喜んでいました。

このハンガリー選手の行為に対してSNSでも批判が殺到。

「スポーツマンらしくない行為」「悪意のあるガッツポーズ」などの声が上がっていました。

逆に「判定が下ってるボール跡を消すのがなんのスポーツマンシップに反するんだ?」とトート選手を擁護する声も上がっています。

この件に対し、女子テニス協会は公式SNSで「昨日のハンガリーGPで起きた不幸な出来事については検討中であり、今後対処する予定だ」としています。

棄権をした張選手のSNSには応援のコメントが多数寄せられ、それに対し「多くの選手やファンが温かいメッセージをくれて皆さんを愛しています、本当に感謝しています。力強く前進します」と投稿。

一方、トート選手のSNSは21日現在、非公開アカウントとなっています。

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