ハンドボール女子のパリ五輪世界最終予選の全日程が終わり、出場12チームが決定。女子日本代表“おりひめジャパン”は、パリ五輪の出場権を逃しました。

世界最終予選は12チームが3組に分かれて総当たり戦を実施し、各組上位2チームが出場権を獲得。大会前に五輪連覇を目指すフランスら6チームがすでに五輪出場を決めていました。

1976年のモントリオール五輪以来、48年ぶりに自力で五輪出場権獲得を目指した日本は、初戦で世界選手権4位のスウェーデンに黒星。そのあとイギリスに勝利し、1勝1敗の勝ち点2で迎えた最終戦は、世界選手権10位のハンガリーと対戦。しかし、28－37で屈し、3位で大会を終えました。

去年8月の五輪アジア予選で韓国に1点差に敗れ、五輪出場を決められなかった日本。すでに1988年ソウル五輪以来の自力出場を決めている日本男子代表に続くことはできませんでした。

またトーナメント2ではオランダとスペイン、トーナメント3ではドイツとスロベニアと、最終予選はヨーロッパ勢が強さをみせています。

▽五輪出場が12チーム
フランス(開催国)
ノルウェー(世界選手権最上位)
デンマーク(ヨーロッパ代表)
ブラジル(パンアメリカン代表)
韓国(アジア代表)
アンゴラ(アフリカ代表)
ハンガリー(1組1位)
スウェーデン(1組2位)
オランダ(2組1位)
スペイン(2組2位)
ドイツ(3組1位)
スロベニア(3組2位)