プロ野球・ソフトバンクの三笠 杉彦GMが12日、オンライン取材に応じ、この日に獲得が発表された近藤健介選手(29)について話しました。

日本ハムから海外FA権を行使し、西武やオリックスとの争奪戦の末、ソフトバンクへの移籍を決めた近藤選手。三笠GMは「来年、優勝を奪還して日本一になるというところにおいて、重要なピースになるだろう」と期待を寄せました。

近藤選手はプロ11年の通算打率.307、そして通算出塁率.413と高水準の成績を残しており、「(オリックスの)山本由伸のような球界を代表するピッチャーに対しても、粘ってフォアボールを選ぶなど出塁率も高く、大事な場面で返してくれる。日本を代表する選手がジョイントとして入ってもらうと嫌な破壊力のある打線になると思う」と話しました。

また実際に会ってみた印象を問われると「野球への取り組み、考えや最新のものを取り入れてトレーニングするようなところにおいて後輩の選手はもちろん、年上の選手も刺激を与えるというくらいに力を持った選手だと感じた」と技術以外の面でも高く評価しました。