プロ野球・日本ハムのスタッフ会議に出席した新庄剛志監督が9日、来月から始まる春季キャンプに向けて今シーズンの展望を語りました。

昨年は自身が長年、ユニフォームに袖を通していなかったことから、選手それぞれの能力や性格を確かめることに重きを置いていましたが、「0～95％は選手の能力とか性格とかを見極めができた。あとは（本拠地の）エスコンフィールドから優勝を目指す準備段階」と話した新庄監督。

就任2年目の今季について「去年は好きなことやらせてもらった。しっかりコミュニケーション取りながら勝つこと一本に目指していこうということをコーチの方たちに伝えて。本当にコーチの意見をしっかり聞いて、責任は全部僕がとります」と、意気込みを話しました。

2月から始まる春季キャンプでは、1軍は紅白戦が行われる予定となっており、「素晴らしい動きを見せてくれると思う」と選手に期待をするも、「素晴らしい動きをしていない選手というのは2軍に落とします」と、シビアに評価していくことを明かしました。

また二刀流としてドラフト1位指名した矢澤宏太選手（日体大）については「ピッチャー・野手、どっちも可能性があるので決めないでおこうと。大谷君とちょっとタイプが違うので。矢澤君の場合は矢澤君の形で練習方法を見つける。いいものを出すのが僕たちの役目なので」と、練習の中で適性を見極めていく方針であることを明かしました。