プロ野球12球団でマウスウォッシュ導入へ NPB新型コロナ対策強化
NPB=日本野球機構は19日、臨時12球団代表者会議を開催。
感染が拡大する新型コロナウイルス対策として、マウスウォッシュの導入や、定期のPCR検査に加え抗原検査を併用していくことなどが共有されました。
会議後の会見でNPBの井原敦事務局長は「専門家の先生方から口腔内で増殖するウイルス対策として、マウスウォッシュも有効であるとアドバイスをいただきましたので、それを取り入れていきたい」と、新たな対策として12球団でマウスウォッシュを導入していく方針を示しました。
また、現在2週間に1度実施されているPCR検査に加え、体調不良を感じた選手・スタッフ・チーム関係者に対し、抗原検査も併用していく考えが共有されました。
さらに、7月に入り12球団で感染事例が増えている現状に「感染対策は今までやってきたことをさらに徹底してやっていくしか方法はないが、見落としたところ、リスクポイントが気がついていないところにあるのではないか」と言及。
「各球団でそれぞれ地域の専門家のアドバイザーがいるので、可能ならば、例えば選手の住んでいる寮、室内練習場、本拠地球場、特に裏の動線の実地の調査もお願いするというのも今後の感染対策の方法である」と、感染リスクの調査を依頼する考えも明かしました。