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「日本一追いかける球児」聖光学院・髙中選手の卒業後の夢は?【福島】

2024年3月22日 18:45
「日本一追いかける球児」聖光学院・髙中選手の卒業後の夢は?【福島】

卒業シーズンを迎えるなか、福島中央テレビは、高校スポーツで活躍した卒業生にインタビューを試みました。今回は、18歳以下の野球ワールドカップで世界一にも輝いた聖光学院・髙中一樹選手です。卒業後の次なる「夢」とは?

聖光学院・髙中一樹選手は、甲子園に3度出場し、主将としてもチームを率いてきました。活躍に満ちた3年間をこう振り返ります。

■聖光学院野球部 髙中一樹選手
「最初はこういう結果になると思ってなくて、ただただ一生懸命やってたら、ただただ本気になって、やり続けたら、気づいたら運よくこの形になった。」

髙中選手は、安定した守備とセンスのある打撃が買われ、100人を超える聖光学院の野球部のなかでも、2年生でスタメンを勝ち取った実力派選手です。毎日欠かさずにやっていたのは、学校に行く前のノックの練習。つらいときも野球と向き合えたのは、純粋に野球が好きだからでした。

■聖光学院野球部 髙中一樹選手
「叶えられるのは高校の3年間しかない。野球が好きだったので元々の性格っていうか、ただただ野球が好きで。」

高校2年の夏、結果がついてくるようになり、プロの世界を意識するようになった髙中選手ですが、日本代表として戦った18歳以下のワールドカップで気持ちが揺らぎます。

■聖光学院野球部 髙中一樹選手
「絶対プロになりたいって冬の練習もしてきたので、周りと比べたら上には上がいて…。プロで勝負するのは無理だなって自分の中で思いました。」

同世代の選手を目の当たりにし、現実を知った髙中選手は、「もう4年間、野球の腕を磨きたい」と春から東洋大学へ進学することを決めました。高校で達成できなかった「日本一」の目標に向けて新たな挑戦が始まります。

■聖光学院野球部 髙中一樹選手
「プロではなく大学で4年間本当に鍛えてプロに行きたいなって。」
「(記者・プロになれそうですか?)なれるように頑張ります!」

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