“ラグビー界で史上初”桑井亜乃が選手と審判の両方で五輪出場へ レフェリー団に選出 「パフォーマンスを最大限に引き出す」
パリオリンピックのレフェリー団に選出された桑井亜乃レフェリー(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
日本ラグビー協会は、8日、審判の桑井亜乃さんが、パリオリンピックのレフェリー団に選出されたと発表しました。桑井さんは選手としても2016年のリオオリンピックに出場しており、男女通じて世界で初めて、選手とレフェリーの両方でオリンピックに出場するレフェリーとなります。
小学生の頃からオリンピック出場が夢だった桑井さんは高校時代、円盤投げの選手として国体に出場するほどの実力がありましたが、記録をさらに伸ばすことに限界を感じていました。
そんな時、大学時代の授業で出会ったラグビーに夢中になり、2016年のリオオリンピックで初めて正式種目となった「7人制ラグビー」の女子日本代表として出場。当時、競技歴4年ながらも、日本代表として初得点もマークしました。
2021年に現役を引退した桑井さんでしたが、もう一度オリンピックの舞台に立ちたい思いがあったといい、審判の資格を取得。審判として2024年のパリオリンピックを目指す道を選んでいました。
桑井さんは協会を通じて、「大変嬉しく思っております。 選手から3年前にレフリーに転向した時から、オリンピックでピッチに立つことを目標に取り組んできました」とコメント。さらに「今まで準備をしてきたことをオリンピックという舞台で発揮すること、プレーヤーのパフォーマンスを最大限に引き出せるように、私自身もベストを尽くして参ります」と意気込みを語りました。
■桑井亜乃(くわい あの)
1989年10月20日生まれ(34歳)
・北海道出身
・中京大学卒業
・日本ラグビー協会公認レフリー
・女子日本代表キャップ数「1」
・セブンズ女子日本代表キャップ数「32」
小学生の頃からオリンピック出場が夢だった桑井さんは高校時代、円盤投げの選手として国体に出場するほどの実力がありましたが、記録をさらに伸ばすことに限界を感じていました。
そんな時、大学時代の授業で出会ったラグビーに夢中になり、2016年のリオオリンピックで初めて正式種目となった「7人制ラグビー」の女子日本代表として出場。当時、競技歴4年ながらも、日本代表として初得点もマークしました。
2021年に現役を引退した桑井さんでしたが、もう一度オリンピックの舞台に立ちたい思いがあったといい、審判の資格を取得。審判として2024年のパリオリンピックを目指す道を選んでいました。
桑井さんは協会を通じて、「大変嬉しく思っております。 選手から3年前にレフリーに転向した時から、オリンピックでピッチに立つことを目標に取り組んできました」とコメント。さらに「今まで準備をしてきたことをオリンピックという舞台で発揮すること、プレーヤーのパフォーマンスを最大限に引き出せるように、私自身もベストを尽くして参ります」と意気込みを語りました。
■桑井亜乃(くわい あの)
1989年10月20日生まれ(34歳)
・北海道出身
・中京大学卒業
・日本ラグビー協会公認レフリー
・女子日本代表キャップ数「1」
・セブンズ女子日本代表キャップ数「32」