◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト2-1巨人(10日、東京ドーム)

あと1点が遠かった巨人、最終9回のチャンスを生かせずにヤクルトに敗れました。

巨人は1点追う9回裏、完投勝利を狙うヤクルト先発の高橋奎二投手からこの回先頭の吉川尚輝選手がヒットで出塁。続く坂本勇人選手の打席でバッテリーエラーの間にランナーの吉川選手が2塁に進塁します。

坂本選手はセンターフライに倒れますが、ランナーがタッチアップで3塁に進み、1アウト3塁のチャンスとなります。

続く代打・廣岡大志選手はデッドボール。3塁・1塁となり、サヨナラのランナーが出ます。

打席には4番の岡本和真選手。この日ヒットの無い岡本選手は5球目のチェンジアップに手を出し、ピッチャーゴロに。3塁ランナーの吉川選手が本塁に突っ込みますが、打球をヤクルト・高橋投手が倒れこみながら本塁に送球し、判定はアウト。巨人同点とはなりませんでした。

なおも2アウト2塁・1塁の場面で、この日先制のホームランを放っている丸佳浩選手に打席が回ります。
同点・サヨナラの期待が高まりますが、詰まった打球はセカンドゴロ。チャンスであと1本が出なかった巨人、2-1でヤクルトに敗れました。