全国高校サッカー選手権広島県大会決勝トーナメントの注目校、広島国泰寺高校を紹介します。
広島国泰寺高校サッカー部で文武両道を実践する兄弟の思いに迫ります。

■有田優理香アナウンサー
「100年の歴史を超える国泰寺高校サッカー部。過去には全国優勝をするなど広島のサッカーを牽引してきた。」

選手権で3度の全国優勝、これまで1000人を超える卒業生を輩出した広島国泰寺高校。
73人が歴史ある土のグラウンドで鍛錬を重ねます。

■植木大翔主将ON
「国泰寺の卒業生はたくさんいて、そういう方の期待を胸に優勝を一番に掲げている。」

授業がある平日の練習は週3日1時間半…。限られた時間で集中力を持ってレベルアップを図ってきました。そんなイレブンのモットーは…。

■河江俊明監督ON
「東大の選手権に行け！」

サッカーも勉学も高いレベルを目指し取り組んでほしい…。
3年生20人がチームに残り部活と受験勉強を両立させています。

■河江俊明監督ON
「真剣に取り組んだ3年間が、彼らが社会に出て活躍する原動力になると信じている。こういう目標を掲げた。」

文武両道を体現しチームを引っ張る3年生の双子の兄弟がいます。

兄の白水颯琉選手と弟の希琉選手です。
2人が目指すのは難関・京都大学。高い志を持って兄弟で切磋琢磨してきました。

■有田優理香アナインタビュー
「志望学部は？」
■白水兄弟
「経済学部です。僕も経済学部です。」
■兄・白水颯琉選手
「いいライバルだし、友達なので楽しめています。」

5歳からずっと一緒にプレーしてきたふたり…。
受験勉強もある中で大好きなサッカーを続けることに迷いはありませんでした。

■兄・白水颯琉選手
「2人で終わった後笑って振り返れるような試合にしたい。」
■弟・白水希琉選手
「これが最後というわけではないが、こんなに本気で2人でサッカーをすることはないと思うので一生懸命したい。」

兄弟で挑む集大成の舞台…。
ともに全力で挑みます。

【2023年10月25日放送】