プロバスケットボールB2リーグ、熊本ヴォルターズは、16日と17日の週末、ホームで東地区の強豪越谷アルファーズと対戦。2試合ともに接戦を制し、今季初の7連勝です。

東地区2位の越谷を迎えてのホーム2連戦。ヴォルターズが前回大敗を喫した相手です。

リベンジを果たしたい1戦目。ヴォルターズは序盤から果敢にアタックします。最大15点までリードを広げますが、徐々に詰め寄られると、第4クオーター残り27秒。越谷の松山に同点の3ポイントを決められ、98対98で試合は延長戦へ。

その延長開始直後でした。山本翔太の3ポイントシュート!山本はこの日、プロ入り後最多となる21得点をあげます。このまま越谷の猛攻を振り切ったヴォルターズ、117対111勝利しました。

続く17日の2戦目。ヴォルターズは立ち上がりから越谷にリードを許します。しかし、山本翔太がこの日も好調でした。2本の3ポイントなど第1クオーターだけで10得点。第2クオーターには神里のパスを受けてマクリーンがダンク!42対41の1点リードで折り返します。

第3クォーターはともに18点をあげ、60対59で迎えた第4クォーター。流れを呼び込んだのはこの人でした。

■神里和選手
「ちょっとでも打てそうなら、打って行こうと思って打てた」

今季の得点の半分以上を第4クオーターで決めていて、ファンから｢第4クオーターの男｣とも呼ばれている神里の連続3ポイントで流れは一気にヴォルターズへ!神里は、第4クオーターだけで3本の3ポイントを決めます。84対74でシーソーゲームを制したヴォルターズ。今季初の7連勝です。

これで西地区3位のヴォルターズは、2位の滋賀とゲーム差なし、首位の福岡にも1ゲーム差に迫っています。
ヴォルターズ次の試合は中2日で20日(水)、アウェーで新潟戦。さらに週末は、2位の滋賀と直接対決です。