ウエイトリフティング村上英士朗選手 パリ五輪出場の意気込み語る
開幕まで2か月をきったパリ五輪。悲願のオリンピック初出場を決めた、滑川高校出身でウエイトリフティング競技の村上英士朗選手が6日、記者会見に臨みました。
村上英士朗選手
「オリンピックは私にとって夢の舞台です。ウエイトリフティングというスポーツを愛して毎日のトレーニングに打ち込んできた成果が実を結んだと思っています」
ウエイトリフティングで最重量級となる「102キロ超級」でのオリンピック出場を決めた村上英士朗選手です。
滑川高校出身の村上選手は「タンク村上」の愛称で知られ、これまで4度の全日本選手権優勝に16度の日本新記録更新など、長年、日本のトップを走り続けてきました。
一方で国内トップ選手でありながら、2021年の東京五輪では選考レースに漏れ、出場はかなわず。
28歳にしてようやくつかんだ、悲願のオリンピック初出場です。
村上英士朗選手
「パリ五輪の目標は、自分のベストパフォーマンスを発揮しメダルを獲得することです。ウエイトリフティングは私の人生の一部で、全てをかける価値のあるスポーツだと思っています。大会では自分の限界を超えて新たな自己記録を樹立できるように、精一杯がんばりたいと思います」
パリ五輪は日本時間の7月27日に開幕し、村上選手が出場するウエイトリフティング「102キロ超級」は8月11日に行われる予定です。