北陸初のサッカー専用スタジアム、「金沢スタジアム」のこけら落としとなる試合がきょう、行われます。

去年9月に完成した「金沢スタジアム＝金沢ゴーゴーカレースタジアム」は、金沢市がおよそ82億をかけ整備しました。サッカーJ3リーグの「ツエーゲン金沢」の本拠地として使われ、きょうは午後2時から、同じくJ3リーグを戦う「カターレ富山」とオープニングマッチが行われます。

サポーター：
「スポーツで与えられる力がたくさんあると思うので、それがひとつのきっかけになって復興の力になればいい」

スタジアムの完成を祝うセレモニーは、迫力ある太鼓の演奏で幕を開けました。

村山 卓・金沢市長 ：
「スポーツが与えてくれる感動・ 勇気を金沢スタジアムで体感し石川県全体の元気を回復させる機運を高めていくことこそ、被災地の復興や被災された方々への一層の支援につながるものと信じている」

セレモニーでは、能登半島地震で犠牲になった人を悼み黙とうがささげられたほか、会場では復興に向けた募金活動も行われます。