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夏の甲子園鹿児島県大会決勝 前回王者神村学園vs3年ぶりの優勝目指す樟南

2024年7月29日 19:22
夏の甲子園鹿児島県大会決勝 前回王者神村学園vs3年ぶりの優勝目指す樟南
 夏の甲子園出場をかけた高校野球の県大会は27日、決勝戦が行われました。神村学園と樟南による熱戦、甲子園への切符を掴んだのは?

 前回王者神村学園と、3年ぶりの優勝を目指す樟南の決勝戦。

 神村学園は2回、ノーアウト2塁から6番・上川床。強烈な当たりが、1、2塁間を破ります。ライトからの好返球も判定はセーフ。神村学園が先制します。その後も追加点をあげた神村は4回までに3対0とリードを広げます。

 3点を追う樟南は4回。1アウト3塁1塁のチャンス。打席には6番の東。ここで、樟南はファーストランナーがスタートを切り、守備に挟まれる形に。その間に3塁ランナーがホームを狙いますが、判定はアウト。チャンスを生かしきれません。

 5回にも1点を追加した神村学園は7回。7番・木下の走者一掃のタイムリースリーベースで一挙3点をあげると。抜け目なくスクイズでもう1点、点差を8点まで広げます。

 一矢報いたい樟南は最終回、フォアボールとヒットなどでノーアウト満塁のチャンスを作りますが、あと一本が出ず。

 エース今村が完封し、神村学園が2年連続7度目の夏の甲子園出場を決めました。

(神村学園・今村拓未投手)
「最後三振で終わることができてマウンドに全員で集まって甲子園を決めることができてうれしかった」

(神村学園・川下晃汰主将)
「スタンドの人もベンチの人も関係なく全員が気持ちをひとつにして戦った結果だと思う。日本一という目標はあるが目の前の試合を一戦一戦勝ちに行って集中して戦っていきたい」

 夏の甲子園は、8月7日に開幕します。
鹿児島読売テレビのニュース