4シーズン目となる女子プロサッカー・WEリーグ。マイナビ仙台レディースは15日日曜日にホームで開幕戦を迎える。
今シーズン目指すサッカーとは？チームの雰囲気とは？そして懐かしい選手も帰ってきた。

昨シーズン5勝6分11敗12チーム中10位とWEリーグ発足後チームワーストの成績となったマイナビ仙台。

昨シーズン途中から指揮を執る須永純監督は一からチームを作り直し下位からの脱却を誓う。

須永純監督
「ゲームの主導権をとりたい。ボールを持って相手陣地を目指す。守備は自分たちで意図する所に誘導してボールを奪いに行けるようなチームを目指している。」

その中で今シーズン頼りになる選手が帰ってきた。

それは浦和レッズレディースから加入のDF・長船加奈選手。
長船選手はマイナビ仙台の前身であるベガルタ仙台レディースで2012年から3シーズンプレーしおよそ10年ぶりの仙台復帰だ。

長船加奈選手
「めちゃくちゃ懐かしいグラウンドは何も変わってなかったです」「若い選手も多くてみんな元気なので人懐っこいしみんな声かけてくれて馴染めたと思う」

前所属の浦和は、WEリーグを2シーズン連続で制覇した強豪。浦和で得た勝者のメンタリティをチームに注入する。

長船加奈選手
「試合中のポジティブな声は意識していてどんどんチャレンジしてミスしてみんなでカバーしあいながらやっていけたら試合を重ねながら成長していけると思う。」

昨シーズンに引き続きキャプテンを務める國武愛美選手はチームの技術の向上とともにある特徴があるといいます。

國武愛美キャプテン
「全員が去年とは違ってみんな元気に明るく出来ている全員が喋れるようになっている」

今シーズンのリーグ開幕戦の舞台はホーム・ユアテックスタジアム仙台。

目指すはチーム史上最高の3位以内。サポーターとともに高みを目指す躍進のシーズンがいよいよ始まる

國武愛美選手
「（昨シーズンは）失点が多かったので少なくするチームを勝たせられるように守備でも攻撃でも貢献していきたい」

長船加奈選手
「仙台のサポーターの方たちは熱いので全力で戦いたい。たくさんの人に新しいチームを見て欲しい。今シーズンがここから始まっていくんだという気持ちで全力で戦っていくので会場に来て応援してください」

およそ10年ぶりに復帰する長船選手について須永監督は練習への取り組み試合に向けた準備という部分で選手のいいお手本になると期待を寄せている。

リーグ開幕戦は、9月15日（日曜日）ユアテックスタジアム仙台でジェフユナイテッド市原・千葉レディースと対戦。午後5時キックオフ。