プロ野球・楽天は、先月、安樂智大投手(27)が複数の選手への“ハラスメント”行為で自由契約になった問題を受け、15日に再発防止策を制定した。

楽天が制定した「東北楽天ゴールデンイーグルスハラスメント再発防止策」。具体的な内容として、チーム全員を対象に、年に2回の定期的な「面談」の実施と、年に1回の「アンケート」を行い、チームの実態把握に努める。また年に1回「ハラスメント研修」も行い、ハラスメントに対する正しい理解を促すとともに、ハラスメント防止に向けた啓発に取り組んでいく。先月29日に設置した相談窓口は引き続き設置し、チームエリア内でのポスター掲出などその周知に力を入れていく。

球団の森井誠之社長は、「同じことを二度と起こさないよう、この再発防止策を実施していくことはもちろんですが、日ごろから球団としてコミュニケーションをしっかりとり、選手やスタッフも含め、意見を言い合える環境作りに努めてまいります」とコメントした。