高校ゴルフ部注目選手「夢はプロゴルファー」ふるさと開催の “国スポ” での飛躍誓う《長崎》
夢はプロゴルファー。
来月開催される国民スポーツ大会に出場する 諫早市の高校2年生を取材しました。
ふるさと・佐賀の大舞台で優勝を狙います。
力強いスイングを見せるのは、長崎日大高校ゴルフ部の樋口 瑚子選手 16歳。
去年 鹿児島で開かれた国体の女子個人で、1年生ながら8位に入賞した成長著しい高校生ゴルファーです。
(長崎日大高校 樋口 瑚子選手)
「まず2日間アンダーで回れて、自己ベストを叩き出せたので、そこの部分は自信になった部分がすごく大きい」
長崎日大高校の部員たちは、県内各地のゴルフ場で練習しています。
プロツアーの大会が開催されるゴルフ場を回ることもあり、充実した環境で腕を磨いています。
樋口選手の最大の魅力は、平均飛距離240ヤード、精度の高いドライバーです。
(長崎日大高校 樋口 瑚子選手)
「ドライバーが曲がらないところが自分の一番の武器だと思うので、そこプラス飛距離を出していけたら」
スイングの前には、欠かさないルーティンがあります。
(長崎日大高校 樋口 瑚子選手)
「打つ前に前に出すこと、スイングの。ポーンポーンってリズムを作るために必ずやっている」
佐賀県出身。
父や姉の影響で、小学5年生からゴルフを始めました。
高いレベルの練習環境を求めて、長崎日大高校に進学。
着実に力をつけてきています。
先月は日本ジュニア選手権や「緑の甲子園」とも呼ばれる全国高校選手権への出場を果たしました。
樋口選手の存在は、ともに練習する仲間の刺激にもつながっているそうです。
(長崎日大高校 尾上 礼美選手)
「練習も熱心で、自分にも教えてくれるので尊敬していて、すごいと思う」
指導するのは、緒方 広道監督 69歳。
去年、ツアー4勝をあげた櫻井 心那選手に続く 長崎日大高校出身のプロゴルファーの誕生に期待を寄せています。
(長崎日大高校ゴルフ部 緒方 広道監督)
「今から大化けすると思う。ポテンシャルは持っている。攻めきるところが強い。(櫻井選手に)匹敵する素材だと期待している」
(長崎日大高校 樋口 瑚子選手)
「地元開催を人生で経験できることは少ないことだと思うので、地元の皆さんにもたくさん応援してもらっているので、そういった部分を見せられるのはすごくいい舞台だと思う」
そしてその先に 大きな夢を描いています。
(長崎日大高校 樋口 瑚子選手)
「たくさん応援されるプロゴルファーになって、活躍したい」