サッカーJ2V・ファーレン長崎は11日、長崎スタジアムシティのハピネスアリーナで決起集会を開き、1か月後の開幕に向けて士気を高めました。

決起集会は約3000人のファン・サポーターの前に、新しいユニホームを身にまとった選手たちが、背番号順に登場しました。

元日本代表で、注目の山口蛍選手は…。

（現場アナウンス）
「ナンバー5　山口 蛍」

ヴィッセル神戸時代にもつけていた “5番” に決まりました。

昨シーズン大活躍だったマテウスジェズス選手は、“エースナンバー 10番” を背負います。

「昨シーズンを超える活躍をして、責任を背負って戦いたい」と意気込んでいました。

決起集会では、高木 琢也C.R.Oからスローガンの発表もありました。

（高木 琢也 取締役兼C.R.O）
「2025年のスローガン『獲るぞ、TEPPEN魅せろ、長崎の力』」

選手、スタッフ、ファンが一体となって戦ってほしいという思いが込められているそうです。

選手代表挨拶では、新たな背番号「6」を背負う 20歳の安部 大晴 選手が決意を語りました。

（安部 大晴（20)）
「J2優勝、J1昇格を目指して、ぶっちぎりでこのメンバーなら絶対いけると思っているので、今年も1年応援よろしくお願いします」

2024シーズンは惜しくもプレーオフで敗れたV・ファーレン。ファン、サポーターと一体となって8シーズンぶりのJ1昇格を目指します。

（島原から）
「山口蛍選手は風格があるなと思って見ていた」

（島原から）
「J1に行って、J1で活躍してほしい」

（長崎市から）
「ディフェンスのところが去年課題だったので、(今年は)強化されたと思う」

（長崎市から）
「近くで選手を見られたので楽しかった。私は七牟禮選手。プレー姿を見たことが無いので、今シーズンは期待している」

チームは1月17日から沖縄でキャンプを行い、2月15日にホームで迎えるロアッソ熊本との開幕戦に備えます。

（下平 隆宏監督）
「絶対にJ1昇格させるという、強い思いを持った選手たちが集まってくれた。ここでホームの試合は全部勝ちたい。スタジアムシティ満員にして、我々の後押しをしてもらえたらうれしく思う」