「全員主役」の力強いダンスが魅力 プロの指導も受けた高校生が全国の舞台に挑戦《長崎》
「全員主役」の力強いダンスで全国の舞台に挑戦するのは、長崎女子商業高校ダンス部。
「長崎ヴェルカ」チア&ダンサーズのパフォーマンスディレクターの指導も受け、高みを目指します。
長崎女子商業高校のダンス部。
指先までそろった しなやかな動き。表情は、曲調に合わせ変わります。
今年、創部4年目。「とにかく楽しむ」がモットー。
1年生17人、2年生13人が所属しています。
(長崎女子商業高校ダンス部 森山 莉子 主将)
「みんな明るくて、すごく楽しい」
(長崎女子商業高校ダンス部 2年 荒巻 蒔愛さん)
「頑張る時はみんなで頑張って、楽しむ時は全力で楽しむ部活 」
去年11月、オーディションで選ばれた9人のスモール編成で、ダンスドリルの九州大会に出場し見事、優勝。
2年連続の全国大会出場を決めました。
このチームの振付と指導を行うのが・・・。
(インストラクター AIRI先生)
「高いブランドバッグを下げて、ドヤってる顔。いいかもよ、いいかもよ」
ダンス歴25年。外部インストラクターのAIRIさんです。
県内最大規模のダンススタジオを展開する「ルードファクトリー」で、小学生から大人までのレッスンを担当。
プロバスケ「長崎ヴェルカ」のチア&ダンサーズで、振付や選曲を担うパフォーマンスディレクターとしても活躍中です。
学校からの依頼でダンス部では、創部当初から振付や踊りの指導を行っています。
(長崎女子商業高校ダンス部 2年 太田 怜衣さん)
「レッスンで教えてもらっている時も、みんなの憧れの先生でかっこいい。みんなの尊敬する先生」
(インストラクター AIRI先生)
「言っていたことが本当だったら一応両思いかなと。(みんなは)オープンだし、全員が全員主役級のキャラの持ち主という印象」
表情などの細かい表現方法は、部員たちと相談しながら決めています。
(インストラクター AIRI先生)
「表情も固めていきたいので、まずいったんは、みんながここなら表情つけやすいと思うところをピ ックアップしていこうかな」
(生徒)
「そこね。そこは私的にも振りをつけやすそうなんだけど、その割にはちょっとのっぺらぼうというか、真顔すぎるからそこちょっと固めよう」
イメージをみんなで共有すると、即実践。
(インストラクター AIRI先生)
「おのおのが、これでしょ!って顔してみて。明るめで。あ~、めっちゃ楽しそうな顔してる」
全員で頭と体に叩き込みます。
AIRI先生「結果はもちろん大事だが、結果関係なく終わった後の達成感を本人たちが味わえたらベストかなと思う」
2人3脚で目指すのは、全国大会での優勝です。
(長崎女子商業高校ダンス部 森山 莉子 主将)
「予選の時よりも仕上がっていて、全国(優勝)狙えるんじゃないかな。目標は総合優勝」
長崎女子商業高校ダンス部が挑む「全国高校ダンスドリル 冬季大会」は、東京で13日行われます。
(円陣)
「ゴーゴー女子商、世界が舞台だ、ヤー」