車いすバスケ日本代表 鳥海連志選手「パラリンピックへの思い&食の大切さ」高校生に語る《長崎》
長崎出身の車いすバスケットボール日本代表 鳥海 連志選手が、長崎市の高校で講演会を行いました。
4年後のパラリンピックに向けた思いと、食の大切さについて生徒たちに語りました。
(車いすバスケ日本代表 鳥海 連志選手)
「パスは車いすより上に投げれば捕れる。低かったら捕りづらい」
生徒に車いすバスケットボールのコツを教えるのは、長崎出身で日本代表の鳥海 連志選手。
長崎商業高校を訪れ、車いすバスケの体験会を行いました。
また、食とスポーツをテーマにした講演会も開催。
2021年の東京パラリンピックでは「銀メダル獲得」に貢献しましたが、今年のパリ大会は予選で敗退し、出場できなかった鳥海選手。
それでも、現地に足を運び、大会を観戦したそうです。
(車いすバスケ日本代表 鳥海 連志選手)
「世界で一緒に戦ってきた各国の選手たちは、コート上で汗をかきながら大声を出しながらプレーしているけど、僕はそれを見ているだけというのは、すごく悔しさといらだち(があった)。
僕の舞台のはずなのに、なんで俺いないんだ?というのがあったので、今は(4年後の)ロスに向けて、毎日筋肉痛になりながら練習に励んでいる」
また 全校生徒約720人に対して、食事の大切さも語りました。
(車いすバスケ日本代表 鳥海 連志選手)
「練習を1回やると、何も気をつけないと1キロくらい(体重が)減ってしまう。筋トレをした後とか走り込み(の後)とか、(練習の)内容に合わせて追加で食べたりしている」
イベントは、パラスポーツの支援活動などについて知ってもらおうと、食品大手の「味の素」が開催。
生徒たちに “バランスのよい食事を取る大切さ” なども伝えていました。