RABがお届けするスポーツコーナー「らぶスポ！」
八戸市の道場から「フルコンタクト空手」日本一をめざす女の子たちが今週末に開催される全国大会に向けて練習に励んでいます。

放課後の公民館に集まるのは八戸市のフルコンタクトスポーツ空手道場「七海会」です。
4歳の園児から高校2年生まで35人が鍛錬を積んでいます。
白銀小学校4年の西村美波選手は去年7月の全国大会「カラテドリームフェスティバル」で軽量級3位に入りました。
5歳ごろから空手を始めたという美波選手。師範とのミット打ちでは鋭い突きを見せます。
特技はミドルキックです。

★去年全国3位　西村美波 選手
「去年上段技ありでとりかえせないで負けてくやしい思いをしたので、ことしは技ありをもらわないようにしっかりガードして技もちゃんと出して優勝したいです」

フルコンタクト空手は突きや蹴りで直接相手を攻撃します。
小中学生は1試合1分30秒です。相手の距離感や自分の間合いを肌で感じることが勝負の鍵を握ります。

ひときわ重い打撃音を響かせていたのは鮫中学校1年の外川よつば選手。
去年小学6年生女子重量級で七海会初の日本一に輝きました。
得意技は「膝蹴り」、空手は始めて7年目です。

★去年日本一　外川よつば選手
「きつい練習とか苦手な練習をすれば試合に勝てるから根性です」

中学生になったことしも連覇を狙います。
日本一の実力はいかほどか。濱野アナウンサーがよつば選手の突きを体験してみました。

★去年日本一　外川よつば 選手
「ことしから国際大会になって外国の選手とか出てきてあたる可能性が高いので厳しい戦いになりますが2連覇できるように頑張りたいです」

★七海会　阿部奈々実 会長
「ことしもよつばの2連覇とあといま13人出るんですけれど全員優勝で頑張ってやっていきたいと思いますので応援よろしくお願いします」

日本一をかけて戦う全国大会「カラテドリームフェスティバル」は7月20日から東京都で開催されます。