J2開幕戦に大勢のサポーターが集結!愛媛FCとFC今治はともに悔しい黒星スタート
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いよいよ開幕した明治安田J2リーグ。共にJ1を目指す愛媛FCとFC今治の両チーム。大勢のサポーターが駆け付けた、きのうの開幕戦を振り返ります。
楢崎アナ:
「サポーターの熱気と声援の中、選手たちのバスがスタジアムに入ってきました愛媛FC、J20年目のシーズン、この熱気に包まれながらホーム・ニンジニアスタジアムで開幕します!」
女性サポーター:
「新メンバーで、新しい“新装・愛媛FC”で、どんな展開が待っているかなと思ってドキドキしている。興奮させてくれるような、勝利を目指して頑張ってもらいたい」
男性サポーター:
「去年最後、勝ちを見られずにシーズンが終わってしまったので、今年はホームでもアウェイでも勝ちを重ねてJ1に向けて頑張ってほしい」
男の子サポーター:
「(推しは)キーパーの白坂 楓馬選手。名前の字が1文字だけ同じなので」
ホーム・ニンスタに5007人のサポーターが集結した、富山との開幕戦。先発11人中7人が新加入と、若いチームに生まれ変わった愛媛。連携の不安を払拭するように、序盤からチャンスを作ります。
前半5分、中盤・深澤からのパスを鶴野が流し、最後は田口がシュート。ゴールとはなりませんが、新加入のメンバーが良い連携を見せます。
前半24分には、サイドチェンジから右サイドの甲田が強烈なシュートを放ちますが、相手キーパーの好守に阻まれます。
後半に入っても主導権を握り続けた愛媛。後半3分には谷本からのパスに鶴野が抜け出しますが、このシュートはサイドネット。
その10分後にも、深澤からパスを受けた甲田が決定機を作りますが…得点とはなりません。
逆に富山は、後半22分、右サイドの連携からゴール前へ。キーパー白坂がなんとか防ぐも、こぼれ球を押し込まれて失点。
チャンスを多く作りながらも、フィニッシュの精度を欠いた愛媛。悔しい黒星スタートとなりました。次節は23日 日曜日、ホームで秋田と対戦します。
江刺アナ:
「いよいよ初めてのJ2挑戦まであと少しとなってきました。キックオフ前かなり盛り上がっております。もちろん今日は開幕戦、勝利でロケットスタートと行きましょう!」
一方、始めてJ2を舞台に戦うFC今治のホーム、アシックス里山スタジアムにも、歴史的な一戦を応援しようと、続々とサポーターが駆け付けました。
サポーター:
「もう2日前から寝られなかった。きょうはまずは勝利を」
サポーター:
「1つでも2つでも3つでも4つでも勝つ!」
サポーター:
「J1昇格目指して頑張るぞー!おおー!」
スタジアムには満員御礼、4566人のサポーターが集結!秋田を迎えての記念すべきJ2のキックオフ。FC今治の新たな挑戦が始まりました。
最初のシュートは前半3分。コーナーキックからやはりこの人、キャプテンのヴィニシウス選手!惜しくもゴールとはなりませんが、J2初勝利に向け、上々の滑り出し。
しかし前半40分、思わぬミスで、失点してしまいます。なんとか追いつきたい今治は、後半、市原とタンキを投入。何度も秋田ゴールを襲います。
しかし、最後のところで決めきることが出来ません。試合終了間際には何度もシュートを放ちますが、秋田の守りにブロックされます。これがJ2リーグの壁。1点が遠かった今治、黒星スタートです。
FC今治 倉石圭二監督:
「選手にも言ったが"J2に噛みつきに行く"という所でいうと"しっかり噛みつけた"かなと思います」
初勝利とはなりませんでしたが、確かな手ごたえをつかんだFC今治。次節は次の日曜、ホームでの藤枝戦です。J2初勝利を期待しましょう。