沖縄県名護市でファイターズの春のキャンプが始まりました。

新庄監督から唯一レギュラーが確約されている万波選手は、豪快な打撃を披露しました。

（岡崎アナウンサー）「新庄監督がキックボードで登場しました」

最高気温２４．７度となった沖縄県名護市で、１日からファイターズの春のキャンプが始まりました。

午前中、ブルペン入りしたのは加藤貴之投手。

髪をファイターズブルーに染めて登場しました。

加藤投手はキャンプ初日から１４０球を投げ込み、ストレートや変化球のまがりなどを確認していました。

新庄監督も投球が気になる様子…

加藤投手は上沢投手が抜けたことし、チームのエースになるべく意気込みを語りました。

（加藤貴之投手）「けがなく競争に勝てるようにがんばりたい」

（記者）「髪の色も一新しましたね」

（加藤貴之投手）「ちょっとやりすぎました。２年連続で最下位なので、ひとりひとり覚悟をもって、しっかりといい成績を残せるようにがんばりたい」

３月２９日開幕戦での先発起用が決まっている鹿部町出身の伊藤大海投手は、キャッチボールなどで投球フォームのチェックに余念がありませんでした。

ことしからファイターズ時代のダルビッシュ有投手のキャッチボールの投球フォームを真似る取り組みをはじめたということです。

（伊藤大海投手）「やってやるぞという気持ちもあるが焦らず、開幕の日にちは決まっているのでそこに向けて、しっかりいい準備ができたら」

午後からは打者が打撃練習に励みました。

去年ホームラン王まであと一歩の活躍をみせた万波中正選手は、柵越えを連発しました。

（万波中正選手）「柵越え以外もいい打球がありましたし、打撃だけに限らず初日から動けていた。まずいい１日だったと思っています。全試合フル出場が最低ラインであり、一番大きな目標がレギュラーかなと。そこをまず目指してやりたい」

（新庄監督）「きょうを動きを見ても、打球にしても足の動きにしてもスローイングにしてももう仕上がっているので完璧です。しっかり作ってきてくれているので、こっち（沖縄）に来たらそんなに慌てず、自分のペースでやりなさいと伝えています。うちのチームは競争してレギュラーをとりにいくという気持ちが強い選手が多いので、その辺は紅白戦・オープン戦で結果を出した選手が開幕戦に出るので、その競争意識はかなり持っていると思います」

ファイターズの１軍キャンプは２月２５日まで。

３日にははやくも実戦形式の紅白戦が行われる予定です。