沖縄キャンプ中の北海道コンサドーレ札幌はきょう、２度目のトレーニングマッチを行い、順調な仕上がりを見せました。

岩政監督体制初のJクラブとのトレーニングマッチ。

コンサドーレが終始、試合の主導権を握ります。

中盤でボールを奪い、左サイドから素早い攻撃で右サイドに展開すると、ボールを受けた白井陽斗が倒されてPKを獲得。

キッカーはアマドゥ・バカヨコが務めますが、相手キーパーに止められ得点とはなりません。

しかし、その後も果敢に攻め続けるコンサドーレ。

再び左サイドから組み立てると、最後は札幌市出身・木戸柊摩が自ら運んでシュート！

得点とはならなかったものの、特別指定を経て今シーズンから正式加入した２２歳がさっそく存在感を見せます。

そしてこの試合では、岩政監督が重要視する前線からの守備も機能します。

札幌市出身・荒野拓馬が相手陣地でボールをカットすると、最後は青木亮太がサイドネットに突き刺し先制に成功。

対外試合・２戦連発ゴールで好調ぶりをアピールします！

その後、自陣ゴール前でのミスから失点を許しますが、試合は終始コンサドーレが支配。

得点とはならなかったもののチャンスを多く作り、充実した内容の一戦となりました。

（岩政大樹監督）「きょうの試合を経験したことで、選手たちは日々トレーニングで要求している部分を更によく理解してくれたと思う。チームの戦術理解や進捗スピードは速いと思う。主力メンバーがこのサッカーをやりたいと感じて、チームをどんどん前に進めてくれている。あとはそれを更に全体へと普及させていきたい。そうするのが僕の仕事だし、そうすることで競争が活性化され、チーム力も更に上がっていくと思う」