【コンサドーレ】J1・G大阪相手に互角の戦い 沖縄キャンプ打ち上げ
沖縄キャンプ中の北海道コンサドーレ札幌は、
最終日となった今日、J1のガンバ大阪とトレーニングマッチを行い、互角の戦いを演じました。
沖縄キャンプを、45分×3本のトレーニングマッチで締めたコンサドーレ。
その相手は、格上となるJ1のガンバ大阪です。
2本目の途中まで主力組で臨んだ試合、コンサドーレが攻守で躍動します。
まずは攻撃面。
右サイドの近藤選手が持ち上がると、裏へ抜け出た青木選手が受けてゴール前へパス。
これは相手ディフェンダーに阻まれるものの、キャンプ期間に取り組んできたサイドからの効果的な攻撃でチャンスを作ります。
一方の守備では、菅野選手が抜群の反射神経を見せてゴールを割らせません。
コンサドーレは、途中から前線に長谷川選手を投入。すると、その長谷川選手が見せます!
高い位置から連動したプレスをかけてボールを奪うと、自ら運んでシュート!
相手ゴールキーパーの位置を見ての狙いすました技ありゴールで、コンサドーレが先制に成功!
1本目はそのまま1対0で終了します。
その後、メンバーを入れ替えた2本目にオウンゴールなどで2点を失いますが、
迎えた3本目、再び攻撃陣が奮起します!
まずはコーナーキックからのボールに、家泉選手が競り勝ちヘッド!
更に、左サイドから流れるようなパスワークで抜け出し、中島選手がクロス。
この折り返しに、最後は田中克幸選手が振り向きざまにシュート!
ゴール右に外れるものの、何度もガンバゴールに襲い掛かります。
そして、またしても左サイドからでした!
ボールを受けた田中宏武選手が、キレキレのドリブルで相手を交わしてそのままシュート!
これがゴールに吸い込まれて遂に同点とします!試合は、そのままトータルスコア2対2で終了。
J1相手に互角の戦いを見せ、沖縄キャンプを充実した内容で終えました。
■長谷川竜也選手
「(得点シーンは)丁寧に蹴ることを意識した」
「昨季アウェイで悔しい負け方をした相手であり、そういった意味でもチームとして今日の試合の位置づけは、単なる練習試合ではないという意識で臨んだ。そういった中で自分もゴールを決めることが出来て嬉しかった」
■岩政大樹監督
「今日の試合は良い場面も沢山あったし、スタートのメンバーで臨んだ1本目はG大阪を相手に勝つことが出来た。またその後のメンバーたちも、非常に再現性高くゴール前に入ることが出来た」
「(チームの仕上がりとして)このキャンプの間でここまで来たのは非常に早いと思う。それは選手たちの取り組む姿勢と吸収力のおかげだと思う」
「沖縄キャンプのゲームで得た反省や収穫を確認し、その上で(熊本キャンプで)2試合行い、良い準備をして開幕を迎えたい」