【プロ野球】“これがオイシックスの野球” ホーム開幕戦で接戦制す 北海道日本ハムに2連勝 《新潟》
プロ野球イースタン・リーグ。2年目のシーズンを迎えたオイシックス新潟アルビレックスBCは、いよいよホーム開幕。投打がかみ合い、開幕ダッシュに成功です。
イースタン・リーグに参加して2度目のシーズン。ハードオフエコスタジアムにはホーム開幕を待ちわびた3000人を超えるサポーターが駆け付けました。
〈サポーター〉
「いや、もう楽しみですね。どんな試合を見せてくれるのか、楽しみです。ホームランでドカンッていってほしいですけど、タイムリーヒットでコツコツコツコツ点を積んで勝ってくれれば」
(リポート)
「強風のなか行われるオイシックスホーム開幕戦。この風が勝利への追い風となるでしょうか」
ホーム開幕は北海道日本ハムファイターズとの2連戦。先発は、今シーズンの開幕戦で勝利投手となった能登嵩都です。
立ち上がり、日本ハム打線をわずか9球で三者凡退に抑えます。
能登の好投からリズムを作ったオイシックスは初回からチャンスを作ります。先頭の陽岱鋼がレフトの左を抜けるツーベースヒットで出塁。その後、ランナーを3塁に進めると3番・園部。センター前に弾き返し、先制点を挙げます。
4回に同点とされ、迎えた5回ウラ。満塁のチャンスに昨シーズンの首位打者、知念大成。上手く合わせ、レフト前に落とすヒット!この回、さらに2点を加え3点を勝ち越します。
打線の援護を受けた先発・能登は力のあるストレートに、チェンジアップを織り交ぜた投球で、7回を投げ1失点、5つの三振を奪う活躍でマウンドをおります。
しかし、8回オモテ。2番手の三上が日本ハム打線に捕まり、3点を返され、再び同点に。
それでも、オイシックスが強さを見せました。直後の8回ウラ。1アウト1・3塁のチャンスで代打・髙山俊。ライト前への技ありの一打で三度、リードを奪います。
迎えた最終回。守護神の上村がマウンドに上がります。しかし、得点圏にランナーを置かれ続くバッターの2球目。新たにキャプテンを任された小西が執念のスライディングキャッチ。
リードを守り抜いたオイシックスは、ホーム開幕戦を勝利で飾りました。
〈オイシックス新潟アルビレックスBC 武田勝監督〉
「私たちの野球はネバネバネバネバ、粘って粘って粘って勝つ野球ですので、それができたと思います」
Q)ノーエラーでの勝利ですが?
「これがオイシックスの野球だー!」
〈オイシックス新潟アルビレックスBC 髙山俊選手〉
「チャンスでつないでもらったんで、なんとか返そうと思って準備してました」
◇
23日の第2戦。期待の“助っ人”も登板するなど見ごたえたっぷりの試合となりました。
オイシックスはこの日も初回に強かった!ノーアウト1・2塁のチャンスに、好調が続く3番・園部。センター前ヒットで先制します。
その後、同点とされ迎えた5回ウラ。1アウト2・3塁もチャンスで、ここまで2三振の4番・大川。新チームで4番を任された大川がセンター前ヒット!勝ち越しに成功し、この回、リードを2点に広げます。
そして、8回オモテ。マウンドに上がったのは新加入の“助っ人”エスコバー。元メジャーリーガー、日本でも活躍した左腕が期待に応えます。来日からわずか5日。日本ハム打線を3人でピシャリ。圧巻のピッチングを見せます。
最終回のマウンドには2試合連続で守護神・上村知輝。この日、25歳の誕生日を迎えた上村がランナーを背負いながらもしっかり締めてゲームセット。
開幕、ホーム2連戦を連勝で飾りました。
〈オイシックス新潟アルビレックスBC 大川陽大選手〉
「本当にサポーターの方々も多いので、これからも勝って、もっと盛り上げて、きょう3000人も超えてたので、もっともっと盛り上がれる野球をしたい」
〈オイシックス新潟アルビレックスBC エスコバー投手〉
「オトコハ ダマッテ ナゲルダケ!」