2025年今年にかける。
16日はアマチュアボクシングで世界の頂点を目指す、日章学園出身の西山潮音選手です。

宮崎県スポーツ協会所属の西山潮音選手。
母校の日章学園を拠点に日々のトレーニングに励んでいます。

去年、あと一歩のところでパリオリンピック出場を逃した西山選手は「この経験を糧に今年は更なる飛躍を」と意気込んでいます。

（西山潮音選手）
「パリ五輪を現地で見て、あの舞台でボクシングがしたいと前よりも強く思えたのでいいモチベーションで今年を迎えられた」

そんな西山選手が今年一番の目標とするのは。
（西山潮音選手）
「自分自身はじめての世界選手権の舞台に立って世界に名前を広められたら、3年後の（ロサンゼルス）五輪も手堅いものになると思っているので外せない年だと思っている」

世界選手権の切符をかけた日本代表選考会は4月に開催。
選考会に向け西山選手は持ち前のスピードとパワーを生かしたボクシングに磨きをかけています。

（西山潮音選手）
「自分の得意な左のパンチを当てられるように組み立てるのが自分のスタイル」

また、西山選手は、県の競技力推進委員として後輩たちの指導にもあたっています。（西山潮音選手）
「後輩が見ているので、負けられないというのがすごくあって。絶対に勝って来るとみんなにも言っているので必ず勝ちたい」

高校時代の恩師、長嶺秀昭監督も今年の西山選手に期待を寄せます。

（日章学園・長嶺秀昭監督）
「（西山選手は）去年15試合ぐらい国際試合を戦っているので日本にそういう選手はいない。十数戦（国際試合を）して上位までいった選手はそれがいい経験値になった。その経験値を生かして今年いかに結果を残すかだと思う」

また、去年4月に県スポーツ協会所属となった西山選手は、今年の国民スポーツ大会での優勝も見据えます。

（西山潮音選手）
「県スポーツ協会所属で国スポに出場するのは今年がはじめてで、宮崎県の人にはたくさんお世話になっているので、宮崎県の名前を背負って圧倒的に優勝して、西山潮音は強いんだぞということを全国にアピールしたい」

国内そして世界の頂点を目指す西山選手、今年にかける意気込みは・・。

（西山潮音選手）
「2025年無敗の年！今年はもう負けたくないという思いがすごくあるので無敗の年にします。今年は無敗の年をめざして世界で活躍します。アマチュアボクシングの西山潮音を応援して下さい」

西山選手の世界選手権出場、そして、国スポでの活躍に期待したいと思います。