大相撲・初場所の千秋楽で28日、山形県尾花沢市出身の佐渡ケ嶽親方を父に持つ関脇・琴ノ若は優勝決定戦までもつれ込みましたが、惜しくも優勝を逃しました。一方、直近3場所で33勝に到達し、大関昇進が確実な状況です。

小坂憲央アナリポート「佐渡ヶ嶽部屋を応援しているスーパーおーばんの嶋店です。関脇・琴ノ若の初優勝に向けた大一番を前にモニターの前には多くの買い物客が集まり始めています」

大相撲初場所の千秋楽ー。

尾花沢市出身の佐渡ヶ嶽親方を父に持つ関脇・琴ノ若が優勝決定戦を迎えたその時、山形市のスーパー・おーばん山形嶋店では、大勢の買い物客が勝負の行方を見守っていました。

客「ここまでの取組をドキドキしながら見てた。結果がわかるまでここから動けない」
客（子ども）「勝つかドキドキしています」
客「何としても頑張ってもらって初優勝期待してます」

優勝決定戦で惜しくも敗れた琴ノ若

客「いい試合でした。頑張ったんですけど横綱は強かった」
客「佐渡ヶ嶽親方との親子の夢叶うかなと思った。琴ノ若よく頑張った！最高でした」

優勝を逃しましたが琴ノ若は大関昇進の目安とされる直近3場所の勝利数が合計で33勝に到達し、大関昇進が確実となりました。
31日に開かれる日本相撲協会の臨時理事会で正式に決定する予定です。

客「大関になって力つけて今からまだまだチャンスはあるから頑張って欲しい」
客「大関に上がったらさらに上を目指してもらいたい」

また、おーばんでは、29日限定ですべての店舗で琴ノ若の初場所の勝利数13勝にかけて、全品13％引きの割引を行っています。
一夜明けた29日、記者会見に臨んだ琴ノ若は次のように語りました。