「さらに上を目指す」関脇・琴ノ若の大関昇進が正式決定 父は山形・尾花沢市出身の佐渡ケ嶽親方
山形県尾花沢市出身の佐渡ケ嶽親方を父に持つ、関脇・琴ノ若の大関昇進が31日午前、正式に決まりました。先ほど伝達式に臨んだ琴ノ若は「さらに、上を目指す」と決意を述べました。
「関脇琴ノ若を満場一致で推挙したことをお伝えします。本日はおめでとうございます」。
「謹んでお受けいたします。大関の名に恥じぬよう感謝の気持ちを持って相撲道に精進していく。本日はありがとうございました」。
日本相撲協会は31日午前、臨時理事会を開き、関脇・琴ノ若の大関昇進を正式に決定しました。千葉県の佐渡ケ嶽部屋では、伝達式が行われ、大関としての意気込みを語りました。
大関・琴ノ若「(しこ名は)琴ノ若で新大関の場所を取らせてもらおうと思っている。上がって終わりではないので今まで通りまた上を目指してこれからもやっていくつもり」
琴ノ若は3月、大阪での大相撲春場所から大関として土俵に上がります。そして、夏場所からは横綱まで上りつめた祖父のしこ名である「琴桜」を襲名する予定だということです。