パリ五輪男子バレーボール準々決勝 高橋健太郎選手(川西町出身)初先発もイタリアに敗れる
パリオリンピック・男子バレーボール日本代表は、日本時間の5日、準々決勝で世界ランキング2位のイタリアと対戦しました。川西町では、町出身の高橋健太郎選手を応援しようと、およそ100人が役場で観戦しました。
5日夜、町内外のおよそ100人が川西町役場に駆け付け、高橋健太郎選手に声援を送りました。
日本代表は準々決勝で、世界ランキング2位のイタリアと対戦。高橋健太郎選手は、今大会で初めて、先発メンバーとして登場し、第1セットから活躍を見せます。
日本は2セットを連取しますが、続く第3セット、勝利まであと1点という場面でイタリアに連続得点を決められ、このセットを失います。
その後、続けざまにセットを取られ、日本代表はフルセットの末、逆転負けを喫しました。
男子バレーボール主将 石川祐希選手「メダルを獲るといい続けてきて、この結果なのでしっかり受け止めていかないといけない」
男子バレーボール日本代表は準決勝進出を逃し、ベスト8でパリオリンピックの全日程を終えました。試合後には、この大会で監督を退任するフィリップ・ブラン監督を選手やスタッフが胴上げする姿も見られました。
一方、山形市出身でチームの主将を務める鈴木透生選手が出場した、水球男子日本代表は5日夜、予選グループの最終戦でオーストラリアと対戦。パリオリンピック初勝利を飾りました。試合は序盤、日本がリードを許す展開で進みますが、第3ピリオドに逆転。鈴木選手も得点を決めるなど14対13で競り勝ちました。しかし、予選グループ1勝4敗で6チーム中6位となり、上位4チームが進む準々決勝進出はなりませんでした。今大会で鈴木選手は、5試合すべてに出場し、5得点をあげました。