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天童市出身の阪神・中野拓夢選手に山形県スポーツ栄光賞 大忙しの帰省も母の味堪能

2024年1月4日 18:02
天童市出身の阪神・中野拓夢選手に山形県スポーツ栄光賞 大忙しの帰省も母の味堪能

去年のWBCやプロ野球・阪神タイガースの日本一に貢献した天童市出身の中野拓夢選手に4日、山形県スポーツ栄光賞が授与されました。中野選手はYBCのインタビューにも応じ、山形での過ごし方も話してくれました。

大勢のファンや職員らに出迎えられたのは、プロ野球・阪神タイガースの中野拓夢選手です。

中野拓夢選手「みなさんあけましておめでとうございます。38年ぶりの日本一を取って山形に帰ってくることができた。タイガース初の連覇に向けてチーム一丸になって頑張っていきたい。山形からことしも熱い声援をよろしくお願いします」

天童市出身の中野選手は去年、WBCに日本代表として出場し世界一に。阪神タイガースではチーム38年ぶりの日本一に貢献しました。

これらの功績が評価され、中野選手は今年度の県スポーツ栄光賞を受賞しました。

授与式では吉村知事から盾と県産米「雪若丸」が手渡されました。そして、懇談の中で中野選手はWBCの裏話を語りました。

中野拓夢選手「吐きそうだった。(緊張で?)はい。不思議だった。グランドに立った時に。日の丸を背負ってプレーしているという感覚が。なんでここにいるんだろうとずっと思いながら」

個人では、最多安打のタイトルを獲得するなど大活躍を見せた中野選手。新たに選手会長にも就任し、来シーズンの日本一連覇に期待が懸ります。

中野拓夢選手「山形でタイガースのユニホームや自分のタオルを持っている人はなかなか見ることがなく新鮮でうれしい気持ちで県庁の中に入って来られてよかった。来季は選手会長になった年に連覇できるよう頑張りたい」

この後、山形メディアタワーを訪れた中野選手。YBCのインタビューに応じてくれました。

「(山形に戻って来たがゆっくりできてますか?)出来てません。」

帰省後も、表敬訪問や授賞式の出席などで多忙だといいますが…。

中野選手「お母さんの手料理を久しぶりに食べた。それが一番最高の時間」

人気者が故に両親からはこんなお願いも。

中野選手「帰ってきたときに両親から『たくさんサインある』と言われて見てみたら、たくさん用意されていた。色紙ユニフォームボールカードとか含めたら1000近く書いた。応援してくれる人に恩返しをしっかりやりたい」

最後に、来シーズンの目標を書いた色紙には「首位打者」の文字。

中野選手「首位打者を目指して頑張っていきたいと思います。」

中野選手は1月7日から愛知県で自主トレーニングを始め、来シーズンに向けて調整を開始するということです。

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