サッカー皇后杯 山梨学院レッドサンダーズが関東切符 決勝で完封勝利を挙げ連覇
皇后杯全日本女子サッカー選手権大会の山梨大会決勝が13日、中央市・YSKe-comシルクパークで行われ、山梨学院レッドサンダーズが帝京第三高に4-0(1-0、3-0)で勝ち、連覇を果たしました。
2年連続で同じカードとなった決勝で、試合が動いたのは前半終了間際。山梨学院はMF香山京子のクロスにDF外林花音が合わせ、先制ゴールを奪いました。
反撃に出る帝京第三は後半、MF新村音寧の果敢な仕掛けから、FW藤澤望心がシュートを放ちますが、ネットを揺らすことはできません。
すると山梨学院は36分、途中出場のDF佐々木はるかが華麗なトラップから追加点。リードを広げると、さらにフリーキックのチャンスでDF鳴海真緒がロングシュートを叩き込むなど4得点を挙げました。
県代表となった山梨学院レッドサンダーズは、FCふじざくら山梨(なでしこリーグ2部)、山梨学院大(関東大学女子リーグ)の県勢2チームとともに、9月に茨城県で行われる関東予選に出場します。
瀧口愛梨選手は「素直にうれしい。技術というよりもみんなで力を合わせて頑張るチーム。(関東予選では)協力して勝ち進みたい」と話しました。
※得点者、得点時間は取材に基づく