サッカー女子・なでしこリーグ2部が再開され、FCふじざくら山梨は29日、ホームでディアヴォロッソ広島と対戦。2-0（2-0、0-0）で完封勝利しました。通算成績は11勝3分け4敗となり、勝ち点は36に。残り4試合となる中、1部昇格の可能性がある2位をキープしています。入れ替え戦進出ラインを挟む3位・JFAアカデミー福島との勝ち点差は3です。

　約3カ月間にわたるリーグ中断を終え、最初のゲーム。富士吉田市・富士山の銘水スタジアムには1,174人が詰めかけました。

　山梨は8分、FW脇田紗弥が相手の最終ラインの裏に抜け出し、GKとの1対1で冷静にゴールへ流し込み、先制。今季初となる先発起用に応えました。

　さらに32分、脇田からのパスを受けたMF辻野友実子が鮮やかなミドルシュートをゴール左隅に決め、追加点。辻野は天皇杯関東予選も含め、公式戦5試合連続ゴールです。

　山梨は後半も攻め続け、無失点で抑えました。シュート数は広島の5本に対し、山梨は9本。

　次節は10月5日に行われ、アウェーで11位・つくばFCレディースと対戦します。