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全国高校サッカー選手権県大会3回戦 全てシード校が勝利 伝統校・韮崎はPK戦で公立対決を制す 山梨

2024年10月19日 20:33
全国高校サッカー選手権県大会3回戦 全てシード校が勝利 伝統校・韮崎はPK戦で公立対決を制す 山梨
全国大会最多出場の韮崎
 全国高校サッカー選手権山梨県大会は19日、大会4日目を迎え、県内4会場で3回戦全8試合を実施。前回王者の帝京第三や、全国高校総体(インターハイ)県予選優勝の山梨学院などシード8校がいずれも勝利しました。

 韮崎市のグリーンフィールド穂坂で行われた第1試合は、公立の雄・北杜と春の県高校総体王者・日大明誠が対戦しました。

 日大明誠は試合開始早々、MF皆川瑛太(2年)のクロスからMF廣田涌希(2年)が打点の高いヘディングで先制点を挙げました。

 畳みかける日大明誠はわずか2分後、コーナーキックからDF新貝颯太(3年)がニアで合わせて追加点。瞬く間に2得点を奪いました。

 その後も主導権を握る日大明誠に対して北杜も意地を見せますが、前半終了間際、日大明誠のFW高橋悠真(3年)のゴールでリードは3点に。

 日大明誠は後半も2点を挙げ、5-0の完勝でベスト8進出を決めました。

 第2試合は県内最多34度の全国出場を誇る韮崎と、2大会前にベスト4入りを果たした笛吹のカード。

 先手を取ったのは韮崎。前半3分、MF河野暖(2年)のロングスローを起点に、最後はFW一志佑大(2年)がヘディングで押し込み、先制しました。

 出鼻をくじかれた笛吹でしたが、その後はGK飯盛燿太(2年)が好セーブを見せるなど追加点は許しません。

 すると後半アディショナルタイム、笛吹のDF雨宮涼佑(3年)が執念のゴールを奪い、土壇場で追いつきました。

 その後の延長戦でも決着せず、勝負はPK戦へ。

 先攻の笛吹は4人目が枠を外し、失敗。一方、韮崎はキッカー5人全員が成功。激闘を制した韮崎が準々決勝へ進みました。

 準々決勝全4試合は26日に韮崎市で行われます。

■大会4日目の結果

【3回戦】
山梨学院 8-1 青洲
日大明誠 5-0 北杜
韮崎 1-1(PK5-4) 笛吹
駿台甲府 5-0 甲府城西
日本航空 2-0 巨摩
甲府東 1-0 甲府工業
東海大甲府 1-0 甲府商業
帝京第三 9-1 富士河口湖

■準々決勝(26日)の試合開始時間と会場

韮崎中央公園陸上競技場
午前10時30分 山梨学院-日大明誠
午後1時30分 東海大甲府-帝京第三

韮崎市営総合運動場
午前10時30分 日本航空-甲府東
午後1時30分 韮崎-駿台甲府

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