全国高校サッカー選手権山梨県大会が開幕 青洲など8校が初戦突破 甲府城西はPK戦制す 吉田は延長戦で勝利
1枚の選手権切符を目指すトーナメント戦には31校が出場。中央市「YSK e-comシルクパーク」のオープニングゲームで、この日唯一の2回戦は、青洲と甲府西の公立校対決となりました。
試合が動いたのは前半17分。青洲のFW佐野雄大(2年)が左サイドに展開すると、MF菅原琉珂(1年)がドリブルで持ち上がり、先制点を挙げました。
勢いに乗る青洲は32分にもMF齊藤南朋(3年)が強烈なミドルシュートを放ちますが、甲府西のGK池田悠斗(2年)がセーブしました。
すると、その池田は後半、ボランチにポジションを変更。26分にはロングシュートを狙いましたが、同点ゴールとはならず。
対する青洲は終了間際、MF宮坂匠琉(1年)が前線にロングボールを送ると、佐野がゴールに流し込み、追加点。青洲が2-0(1-0、1-0)で甲府西を下し、山梨学院と対戦する3回戦に進みました。
齊藤選手は「これまで3年間頑張ってきた成果を出す大会だと思ってやってきた。次は山梨学院なので悔いなく戦っていきたい」と話しました。
大会2日目の12日は、2回戦5試合が行われます。
■大会初日の結果
【1回戦】
都留興譲館 7-0 塩山
富士北稜 5-0 上野原
甲府城西 2-2(PK5-4) 甲府第一
日川 12-0 農林
都留 4-0 甲府昭和
吉田 3-0(延長) 甲斐清和
白根 4-2 韮崎工業
【2回戦】
青洲 2-0 甲府西