【山梨県高校総体】陸上 3連覇か新女王か 最速スプリンター決まる
山梨県高校総合体育大会初日の8日、甲府市の「JIT リサイクルインク スタジアム」で陸上競技が行われました。
女子100m決勝では奥村陽(山梨学院3年)が大会3連覇に挑みましたが、スタートから抜け出したのは上嶋美夕(甲府南2年)。ぐんぐんと加速し、12秒23の1着でフィニッシュ。奥村の3連覇を阻み、初の県女王の座に輝きました。
上嶋選手
「初めて高校で1位が取れてまだあまり実感がないが、自分のベストの走りができて1位になれたのでとてもうれしい。関東大会でも準決勝・決勝を目指して頑張りたい」
男子100m決勝は、8日の準決勝で大会記録を塗り替えた清水陽翔(駿台甲府3年)が登場。スタートから抜け出しましたが、さらなる記録更新とはならず。それでも10秒76の堂々のタイムで県高校ナンバーワンに輝きました。
清水選手
「向かい風だったが、それでもそこそこいい記録が出た。納得はできないが1位がとれたのでよかった。来月に南関東大会が控えているのでそこに向けて調子を上げてインターハイに出場して表彰台に上れたらいい」