第96回選抜高校野球大会は26日、大会7日目を迎え、前回王者の山梨学院は2回戦で創志学園（岡山）と対戦。4-0の完封勝利を収め、2年連続で8強進出を果たしました。

雨天順延が続き、当初の予定より2日遅れとなった試合。山梨学院は20日の1回戦に続いて左腕の津島悠翔（1年）が先発し、緩急をつけた投球で創志学園打線を封じます。

山梨学院打線は2回裏、2死から6番・横山悠（1年）がセンターオーバーの2塁打を放つと、途中出場の8番・岩城敦仁（1年）がセンター前にタイムリーを放ち、1点を先制しました。

さらに3回裏、2番・萬場翔太（1年）、4番・梅村団（1年）がヒットで出塁。2死1、2塁とし、5番・針尾泰地（2年）が左中間へ2点タイムリーを放ちました。その後もチャンスを広げて1、3塁とすると、7番・二村仁功（2年）がレフト前に運び、さらに1点を加えました。

7回途中からはエースナンバーの右腕・櫻田隆誠（2年、甲西中出身）が登板。最終回に3本のヒットを許しますが、得点を許しませんでした。

準々決勝は大会9日目（28日の予定）で、同じ関東地区の健大高崎（群馬）と対戦します。