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南都留が27年ぶり優勝 最終日は首位をキープし3回目の栄冠 甲府は6連覇ならず 山梨県一周駅伝

2024年12月15日 19:27
南都留が27年ぶり優勝 最終日は首位をキープし3回目の栄冠 甲府は6連覇ならず 山梨県一周駅伝
胴上げされる増山監督

 冬の甲斐路をたすきでつなぐ山梨県一周駅伝が15日、大会最終日を迎え、南都留が1997年以来、27年ぶり3回目の優勝を果たしました。2位は大会史上初の6連覇を目指した甲府市。3位は甲斐市A、4位は南アルプス市A、5位は過去最高位となった西八代・南巨摩でした。

 61回目を迎えた県一周駅伝の2日目は、午前8時に富士吉田市役所で号砲。地域の代表18チームが、山日YBS本社までの10区間88.5kmを走り、たすきをつなぎました。

 初日10区間のうち3区間で区間賞を獲得し、首位に立った南都留は、11区・中場雅之、12区・大久保陸人が区間賞を獲得。

 13区も小山田雄登が区間2位の走りで、後続を引き離しました。

 一方、初日2位の甲府市も13区・橘田響が区間1位となり、追い上げを図りました。

 それでも南都留は続く14区・志村竜星が区間新記録を出すと、17区では前日の8区を走った武藤有亮が2日連続の力走を見せ、首位をキープ。

 19区の藤森光一郎も区間3位の走りで2位・甲府に5分27秒差をつけ、最終20区に思いを託しました。

 南都留のアンカー・中村ななみは区間10位と苦しみますが、粘りの走りで甲府の猛追をかわし、ゴール。2年連続準優勝と涙をのんできた南都留が、2日目はトップをキープし続け、県王座に就きました。

 増山稔監督は「優勝したいという思いがあって1年間練習してきた。それが報われて本当によかった」と話していました。

■上位の成績(20区間167.9km)

1位 南都留
9時間14分17秒
2位 甲府市
9時間18分54秒
3位 甲斐市A
9時間20分31秒
4位 南アルプス市A
9時間26分58秒
5位 西八代・南巨摩
9時間48分26秒

最終更新日:2024年12月15日 19:34
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