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「地元の方々に勇気を」日本航空石川 避難先の山梨に届いた吉報に涙

2024年1月26日 20:38
「地元の方々に勇気を」日本航空石川 避難先の山梨に届いた吉報に涙
センバツ切符 仲間と喜びを分かち合う
能登半島地震で校舎が被災し、山梨県甲斐市の系列校で避難を続ける日本航空石川野球部に26日、4年ぶりとなる選抜高校野球大会(センバツ)出場の吉報が届きました。選手たちは涙を浮かべ、仲間と喜びをかみしめました。

野球部員は受け入れ先の日本航空高校で、学校関係者らと出場校発表の瞬間をオンラインで待ちました。北信越地区の3番目の代表校として「日本航空石川」の校名が呼ばれると、会場は歓声に。ただ、選手たちは静かに受け止め、涙を浮かべる姿も見られました。

被災した苦境を乗り越え、つかんだセンバツ出場切符。チームは一丸となり、憧れの舞台での活躍を誓いました。

中村隆監督

「ともにこの空間を味わえてうれしい。元日からこんなことになるとは思ってもいなかったが…みんなの思いを乗せ、思い切って頑張りたい」

宝田一慧主将

「目標だった甲子園の舞台で戦えることに感謝し、まだ合流できない仲間としっかりこの喜びを味わい、また一からチームを作って、全員一つになって頑張っていきたい」

猶明光絆投手(富山県出身)

「仲間と一緒に野球ができないのではと思い、不安で悲しかった。一つでも多く勝って、地元の方々に勇気を与えたい」

選手たちは今後も山梨県内で練習を重ね、センバツに臨みます。

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