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蔚山の3倍以上 シュート25本も1得点 甲府・関口主将「あの強度でやらなければ」 山梨県

2024年2月21日 23:16
蔚山の3倍以上 シュート25本も1得点 甲府・関口主将「あの強度でやらなければ」 山梨県
サッカー・AFCチャンピオンズリーグ(ACL)ノックアウトステージの敗退が決まったヴァンフォーレ甲府。21日夜の第2戦は1-2だったものの、シュート数は蔚山現代FC(韓国)の7本に対して25本。コーナーキックは蔚山をゼロに抑える一方で8本を獲得するなど攻撃的な姿勢を貫きました。試合後、選手たちは25日に初戦を迎えるJ2リーグに向けて決意を述べました。

DF関口正大主将

「アウェーで0-3という結果で帰ってきて、ひっくり返そうという中で先制点を奪われてしまった。非常に難しい展開になってしまったが、これだけ多くのファン・サポーターに来ていただき、どうにかこの試合に勝とうとしたが、それができず非常に悔しい結果。警戒していたカウンターでやられてしまった。相手のスピードは抑えきれなかった。自分たちのスピード感などすごく多くの課題が出たシーン」

「失点する前から形というか、チャンスは作っていたが、先制点を奪われたことによって、より(点を)取りに行かなければいけなくなった。すぐ点が取れなかったのが、こういう結果になってしまった。相手のスピードへの対応が改善しきれなかった。逆に自分たちの攻撃でそういった形を作れればよかったが、相手の帰陣も早かった。相手から学ぶものは多かった。スピードに乗った相手への対応や最後の質、ワンチャンスで仕留める、ファーストチャンスをしっかり決め切る、そういったところは試合を優位に進める上で非常に重要なところ。シーズンは始まったばかりなので、みんなで感じたことを山梨に持ち帰って、この悔しさをバネにやっていきたい」

「(ACLは)全てが初めてのことだった。新鮮な気持ちと、やっぱりもっとやりたかったという気持ちは、今、非常に強くある。フロントも初めてのことばかりだったと思うが、 選手が100%で臨むための準備を、スタッフもファン・サポーターの方も全員がやってくれた。ラウンド16に進むことは達成できたが、やっぱりこれを感じたからこそ、もっとやりたかった。国立でもっと試合がしたかったし、こういう雰囲気の中でサッカーしたかった。でも終わってしまったことは仕方ない。この悔しさをバネにJ1昇格に向けてやっていきたい」

「自分たちの基準が上がったというか、蔚山の基準に対して勝ち切れなかったのは、自分たちが反省しなければいけないこと。練習からあの強度でやらなければいけないとピッチの中で感じた。それをしっかりチームに還元できるように(と思う)。ピッチに立てなかった選手と、山梨に残っている選手は、それとはまた別の悔しさがあると思うので、チーム全員で競争しながら、この基準を基にやっていけたらいい」

「僕自身も初めてのことが多い大会だったし、(昨季はJ2)リーグ戦に出られない中でACLに出させてもらった。本当に全てがプラスだった。この敗戦も、この相手とやれたことで自分の未熟さやチームがもっとやらなければいけないことが明確になった。自分がキャプテンをやらせてもらってる以上、それをしっかりチームに還元したい」

「(後半から)アダイウトン選手、三平和司選手、武富孝介選手が入ってきて、最後に飯田貴敬選手が入ってきて、より明確になったというか、サイドを起点にというところは、今後Jリーグで勝ち抜く上でも非常に大事なオプション。それを蔚山にできたことはプラスになる。それを実践できたことをプラスに捉え、今後はクオリティーを 上げていけたらいい」

「ファン・サポーターの方がこれだけ来てくれた中で、ラウンド16を突破できなかったところが一番大きいし、個人的にもまだまだやらなければいけないと、悔しさを非常に強く感じた試合だったので、自然に出てきた涙だった」

「基準が明確になったので、この強度とスピード感、セカンドボールの戦い、球際は、この2試合で本当に強く感じた。日々の練習からより強度を求めてやっていきたい」


FW三平和司選手

「力不足。全てにおいて相手の方が強かった」

「(途中出場時の気持ちは)まずは追いつくこと。あとは自分の役割として前線からプレスに行くこと。それを言われたので、それを考えて試合に入った。すごくチャンスはあったし、勝てる可能性があったので勝ちに行く気持ちで入った」

「(コーナーキックの得点シーンは)マンツーマンでついている選手がいたが、いいボールが来ればチャンスはあると思っていたので、狙い通りに、いいコースで1点入ってよかった。あれで勢いづいて逆転まで行ければよかったが、自分たちの甘さが出た。頑張らなければいけないところで頑張れなかった。それが敗因」

「(蔚山は)もちろん強かった。でも自分たちにチャンスがなかったわけではない。しっかりチャンスを決めていればこういう結果にならなかったかもしれないし、『たられば』だが、これからに生かすために、自分たちが練習で小さなところを突き詰めていければいい」

「(ACLは)素直に楽しかった。すごく楽しかった。今年に入ってからのACLでは、自分たちがどの立ち位置にいるかを確認できた。今はこの立ち位置かもしれないが、ことし(J1)昇格して、またACLに出られるようなチームになっていければいい。アジアで戦うことはなかなかできることではない。この経験をこの先に生かさないと意味がない。きょう戦った選手たちはこの経験をしっかり生かし、自分に足りないものが分かったと思うので、そこを突き詰めて練習に取り組んでもらえればいい」

「本当にチャンスはあったが、最後のところで相手が体を張る、体を張って失点しないところは、見習わなくてはいけない。逆に最後のところでもう1個落ち着いてかわしてシュート、というのはできたらよかったと思う。チャンスをしっかり決めるところ、 失点しないところ、もっと小さなところをもっと突き詰めて練習していければいい」


MF木村卓斗選手

「自分たちは本気で勝つつもりできょうを迎えた。自分たちのサッカーを信じてきょうを迎えたので、勝利に結びつかず残念だったが、きょうも1万5,000人を超える方々が来てくださって、特別な時間を過ごせた。だからこそ勝ちたかった。第1戦と異なり、自分たちでボールを握って、本当にあと一歩のところまで何度も迫ったので、少しは自分たちの良さを出せたかと思う」

「ひっくり返して勝つ、それだけを意識した。第1戦はカウンターでいかれてしまったので、そこは気を付けないと、と話していたが、1点目もそういう形でやられてしまった。そこは自分たちの課題で、相手の蔚山の質の高さ。シンプルに強かった」

「決定機を全く迎えられなかった訳でもない。数少ない決定機だった訳でもない。ゴール前まで迫ったと思うので、最後のところのちょっとした工夫だったり、落ち着いてゴールに流し込んだりという質をもっともっと上げていかないといけない」

「僕はことしから(甲府に)入った。去年天皇杯優勝し、1年間ACLを戦って、この舞台がある。ここまで勝ち上がってくださった、甲府に携わる皆さんの気持ちを背負って戦うことを意識した。日本を代表して戦うことは、数多くの選手が体験できることではない。本当に特別な時間だった。シンプルに悔しい。結果だけ見たら完敗。この思いを、この経験を絶対に風化させてはいけない。この経験があったからJ2優勝、J1昇格できたと言える、そんな一年にしたい」

「ホームでサポーターの皆さんが最高の雰囲気を作ってくれた。結局J2で蓋を開けてみて『全然ダメじゃん』となってしまったら、何の意味もない。この経験を本当に無駄にしないで必ず(J2)優勝したい」

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