今後5年間で観光客を2割増へ 県が新観光ビジョンまとめる テーマは「幸せの発掘」

今後5年間の県の観光施策を示した「ネクストふくい観光ビジョン」がまとまり、観光入り込み客数を20パーセント増やすとしています。
「ネクストふくい観光ビジョン」は、県が令和11年度までの5年間の観光戦略をまとめたもので、有識者らの意見をもとに策定を進めてきました。
新たなビジョンでは、目指す観光のテーマに「幸せの発掘」を掲げ、観光地の価値を高めることや、インバウンドの推進など4つの柱を立て、「稼ぐ観光」を目指すとしています。
具体的には「幸福度日本一」の福井での体験を通して、選ばれる観光地づくりや、サイクリングなどスポーツツーリズムの推進、それに観光を支える人材の育成を挙げています。
数値目標では2023年と比べて観光入り込み客数を20パーセント増やし2100万人に、観光消費額を38パーセント増やし1700億円にするとしています。
またインバウンドでは、富裕層の誘客を進め、年間40万人を目指すということです。