サムゲタンに杏仁豆腐も 福井市で栽培するナツメを使った創作料理を試食 栄養価も学ぶ
福井市で11日、ナツメを使った創作料理の試食会が開かれ、学生たちが食物繊維やビタミンが豊富に含まれていることなどを学びました。
ふっくら炊き上がった粉末状のナツメが入ったご飯に、乾燥ナツメの果実が乗ったサムゲタン。さらに杏仁豆腐や炭酸飲料も。
ナツメはクロウメモドキ科の植物で、この時期収穫される実は、漢方薬の原料などとして使われています。
福井市でナツメの魅力や研究をしている日本なつめ研究会が、創作料理の試食会を開き、県立大学の学生たちがその味を確かめました。
学生
「ナツメがすごく料理に違和感なく溶け込んでいる おいしい」
料理を考案した後藤ひろみさん
「ナツメは体を温めたり、漢方とか薬膳料理でよく使われる 基礎的な力をつける」
ナツメは食物繊維やビタミンを多く含んでいて、滋養強壮などの効能があるとされていて、学生たちは栄養価についても理解を深めていました。
福井市北西部の棗地区では地元の企業が中心となってナツメの特産化に向けて栽培を続けていて、来月はじめまでにおよそ10トンの収穫を予定しています。