コンビニやドラッグストアの駐車場で覚せい剤を売りさばく 売人と客14人を覚せい剤取締法違反で逮捕起訴
覚せい剤を密売した売人の男女2人と、その客で30代から70代までの12人が、覚せい剤取締法違反などで20日までに逮捕・起訴されました。売人の2人はコンビニやドラッグストアなどの駐車場で注射器とセットで売りさばいていました。
小さな袋に入った覚せい剤。あわせて6.2グラムで、末端価格にして40万円相当です。
これを県内で売りさばいていたのが福井市文京3丁目の無職荒井克弥被告(59)と交際相手の浅井ゆかり被告(59)で、20日までに覚醒剤取締法違反などで逮捕・起訴されています。
警察の調べによりますと2人は、去年の4月から11月にかけて、県内に住む30代から70代までの12人に、現金と引き換えに覚せい剤を譲り渡したものです。
譲り受けた12人もこれまでに逮捕・起訴されています。
売人の2人は、電話やメールで注文を受けると、コンビニやドラッグストアなどの駐車場で注射器とセットで譲り渡していたということです。
警察は、暴力団との繋がりや覚醒剤の仕入れ先を含めて捜査を進めています。