ごみ収集業務の入札を巡る官製談合事件 建設会社の元監査役の男 容疑を否認 大分
大分県大分市のごみ収集業務の入札を巡る官製談合事件で逮捕・送検された4人のうち、大分市にある建設会社の元監査役の男が容疑を否認していることが分かりました。
この事件は官製談合防止法違反などの疑いで、大分市役所の元環境部長池永浩二容疑者など市の職員3人と大分市にあるワールド建設の元監査役早川幸治郎容疑者が逮捕・送検されたものです。
捜査関係者への取材で市の元幹部3人は容疑を認め、元監査役の早川容疑者は容疑を否認していることが分かりました。
これまでの取材で部落解放同盟大分支部長でワールド建設の元監査役早川容疑者が、市の元幹部3人に落札させるよう依頼したとみられています。
また関係者によりますと市とワールド建設の間で十数年、慣例的に業務委託を行っていた可能性があるということです。
警察は事件の全容解明に向け捜査を続けています。