ものづくりの技「ギュッと」詰め込む 特別ルーム誕生、休暇村越前三国 木の塗り壁に越前織など
アートパネルなどが展示された特別ルーム
新幹線開業を前に、坂井市のホテル「休暇村越前三国」に、ものづくりの技が光る特別ルームが誕生しました。日本海を望む客室で、木のぬくもりや越前織が観光客をもてなします。(2月27日)
市内の企業と連携して整備したもので、不燃木材を製造するセルフネンは、県産材をふんだんに使った和の空間で、不燃木材を加工する際に出る木くずを粉にして塗り壁にしました。越前織の松川レピヤンは、日本海をイメージさせる独特の風合いのアートパネルやテーブルランナーを織物で手がけました。
■休暇村越前三国 営業課長 野口新之介さん
「触ってみて、肌触りというか質感。福井の技術がギュッと詰まっている。どうだ、これが福井県だと県外の人に言いたい」
館内では、越前織のリボン生地を使ったバッジ作りなどの体験プログラムも用意されるということです。ものづくりをテーマにした10部屋は3月にオープンします。