給食にアユの塩焼き　頭からかぶりつき「少し苦かった」　生態や食文化を学ぶ　日野川漁協が越前市内の小学校に提供

越前市内の小学校で、給食の時間にアユの塩焼きが提供され、児童が食文化や身近な川の生態系について学んでいます。

武生西小学校では2日、6年生の児童を対象に、給食でアユの塩焼きが提供されました。地元の日野川漁業協同組合が、身近な川に住むアユの生態や食文化について、子どもたちに知ってもらおうと、去年から始めたもので、児童たちは豪快に頭からかぶりついて、地元の川の味覚を味わっていました。

■食べた児童
「頭の部分は少し苦かったけど、お腹のあたりから味が変わってきた。(アユは)1年しか生きられないから、おいしく味わってあげたい」

アユの塩焼きは7月12日までに、越前市の全ての小学校で、6年生の児童に提供されます。