クマの目撃情報相次ぐ 早朝の勝山市内の住宅街 足跡やふんもあちこちに、親子のクマか 注意呼び掛け「カキの実は早めに収穫を」
勝山市の住宅街で4日、クマの目撃情報が相次ぎ、市ではカキの実などの早めの収穫を呼びかけています。
■リポート 西岡芽生記者
「道路を走る車に気づいたクマは、逃げるようにして細い路地へ歩いていったということです」
市によりますと、4日午前5時半ごろ、勝山市芳野町の住宅街を車で走っていた女性が、クマの成獣1頭と幼獣2頭を目撃しました。クマは路地裏へ去っていったということです。
その後、市内ではクマのフンや足跡が相次いで見つかり、市では同じクマとみて行方を追っています。
奥越特別支援学校近くの畑では、同日午前9時ごろ、水やりにきた男性がクマの足跡を見つけました。
■畑の持ち主
「タマネギの苗、きのう植えた。怖いというより、困ったという感じ。(畑には)カキの木がある。今年は早めにとった。カキがあったら被害があったかもしれない」
市では、クマを見かけたらすぐに市や警察へ知らせる他、カキの実などは早めに収穫するよう呼びかけています。